臨時国会見送り論、政府・与党で強まる TPP承認は16年へ
政府・与党内で秋の臨時国会の召集を見送るべきだとの声が強まってきた。環太平洋経済連携協定(TPP)の米国での署名が来年初めになる見通しで、それまでは守秘義務などから日本の国会で実質的な審議ができないとみられるためだ。与党はTPPの議論を当面、閉会中審査で対応する構えで、TPP協定案の国会承認は来年になる見通しだ。
安倍晋三首相は6日の記者会見で、臨時国会の召集について「与党と相談しながら考えたい...
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