福島第1・2原発周辺で放射線量測定 文科省
文部科学省は16日、福島第1原子力発電所と第2原子力発電所の周辺地域で15日午後8時40分~同50分に放射線量を測定した結果を発表した。毎時223マイクロ(マイクロは100万分の1)シーベルト~330マイクロシーベルトで、いずれも胃のX線検査を1回受けたときに浴びる放射線量である約600マイクロシーベルトの半分程度かそれ以下だった。
測定を実施したのは、福島第1と第2原発から北西方向に約20キロメートル付近(福島県浪江町周辺)の3カ所。モニタリング用の車両の車内外で測定した。放射線量が大きかったのは車内の測定では毎時300マイクロシーベルト、車外では330マイクロシーベルトだった。