米国株「配当貴族」の没落引き締め長期化、薄れる魅力
30日〜5月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に金融引き締め長期化への懸念が強まっている。あおりを受けているのが「配当貴族」の異名を持つ企業の株価だ。株主還元を長期に拡充させてきた銘柄が高金利下で「没落」している。 小売り大手ターゲットは52年、建機大手キャタピラーは30年――。連続増配の記録だ。米S&P500種株価指数の採用企業のうち両社のように25年以上増配を続けている67銘…
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夫婦で住宅ローンを借りるペアローンの利用が増えている。価格が高騰する新築マンションが顕著で、首都圏の2023年の利用者は約34%と過去最高を記録。20代では単独で借りる場合に比べて借入額は1.9倍だ。女性の正規雇用が増えていることが背景にある。ただ、高止まりする住宅価格に対応するため家計の負債額は膨らみ、金利上昇リスクも抱える。 「予算を2割超えたが、見合う価値はある」。約1年前、東京都目黒区の…
旅行予約サイトを巡る消費者トラブルが後を絶たない。キャンセル時に返金されないといった内容が目立ち、日本語の対応が手薄になりがちな海外企業のサイトに絡むものも多い。新型コロナウイルス禍で減った海外旅行者が急増し、相談が増加傾向にある。消費者庁などは予約内容やキャンセルの条件を確かめるよう呼びかけている。 「『キャンセル無料』と表示されていたのに100%のキャンセル料を請求された。納得できない」。近…