米投資ファンドKKR傘下のロジスティード(旧日立物流)は、アルプス物流を買収する方針を固めた。株式価値を1500億円超と評価し、TOB(株式公開買い付け)を通じて非公開化する。現在5割弱を保有するアルプスアルパインは2割の保有を続ける。ドライバー不足の影響が広がる「2024年問題」を背景に、業界再編の動きが活発になってきた。 物流業界では4月からトラック運転手の残業が年960時間に制限された。各…
大和ハウス工業は6月に社内起業制度を導入し、300億円の投資枠を設定する。5万人のグループ全社員から新ビジネスの候補を募り、社員間で事業性など起業の可否を審査する。明確な投資枠を設けることで、社員の起業への意識を高めるのが狙いだ。住宅や物流施設など主に既存事業に関連した有望なビジネスモデルをいち早く見つけ出す。 6月の制度導入に合わせて社員からビジネス案を募集する。年間200〜500件ほどの提案…
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