ロイター
「連続介入」投機の円売りに歯止め時間稼ぎには限界も
【ニューヨーク=斉藤雄太、竹内弘文】日本政府・日銀による再度の為替介入観測から一夜明けた2日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時1ドル=153円10銭程度まで上昇した。介入を警戒して投機筋が円売りを仕掛けにくくなっている。 2日の東京市場終値は1ドル=155円50銭程度だった。その後の欧米市場で2円以上の円高になった。目立ったドル売り・円買い材料が出ないなか、じわじわと円高が進んだ。週初に…
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3日の外国為替市場で円が対ドルで上昇し、一時1ドル=152円台後半を付けた。4月12日以来3週間ぶりの円高・ドル安水準。日本時間2日早朝に円買い為替介入とみられる大規模な円買いで付けた高値(153円ちょうど)を超えて円高・ドル安が進んだ。政府・日銀が介入で円安進行を抑える姿勢をみせており、投機筋などが円の売り持ち高を解消する動…
日本製鉄は3日、米鉄鋼大手USスチールの買収計画の完了時期について従来の2024年4~9月から、7~12月に変更すると発表した。日鉄とUSスチールが米司法省から反トラスト法(独占禁止法)の審査に関して追加情報や資料の要請を受けたため。11月に予定の米大統領選の後も視野に入れる。 USスチールが現地時間2日の決算発表に合わせて計画の進捗を発表した。同社は「取引完了に向けて前進を続けており、必要な当…