耐久性1.7倍の「腐らない木材」、厳島神社や高層ビルに
LBSローカルビジネスサテライト
木造建築の難点を克服する「腐らない木材」が脱炭素に向けた森林活用の潮流のなかで注目を集めている。風雨にさらされても元の風合いを残したまま、20年は割れにくい。主要7カ国首脳会議(G7サミット)で各国首脳が訪れた広島県の厳島神社にも採用された。1930年創業でかつて木の電柱をつくっていた九州木材工業(福岡県筑後市)が九州大学などと開発した「エコアコールウッド」が建築の常識を変えようとしている。
日本経済新聞とTXN系列5局(テレビ大阪、テレビ愛知、TVQ九州放送、テレビ北海道、テレビせとうち)による動画コンテンツ「LBSローカルビジネスサテライト」。躍動する地域経済と地方企業の取れたてニュース・トレンドを各地のリレー方式で発信します。