スマホによる脳の「過労」 自覚し適切な処置を
早稲田大教授 枝川義邦氏
スマートフォンの過剰使用による弊害が指摘されている。スマホを使いすぎて「過労」状態になった脳は日常生活やその人の性格にまで影響を及ぼしかねない。職場でも家でも手放せない存在となったスマホとどう付き合うべきか。脳科学者の枝川義邦・早稲田大理工学術院教授に聞いた。
――スマホの日常的な使用は脳にどんな影響を与えていますか。
「脳への影響から見たスマホの一番の問題点はいつでもどこでも簡単に使える点にあ...
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