りそな、女性管理職4割以上に 30年度にグループ6社で
りそなホールディングス(HD)は22日、2030年度までにグループ6社で課長級以上の女性管理職の比率を4割以上にすると発表した。現在は比率の高いグループ企業でも3割程度で、さらに引き上げる。多様性のある人材登用でサービス向上やイノベーションの促進をめざす。
りそなHDのほか、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループ、関西みらい銀行、みなと銀行の6社で目標に掲げる。りそなHDは女性役員比率を3割以上にするほか、グループ6社で支店長や本部の部長などについても2割以上にする。いずれも現状水準から1割以上引き上げる目標となる。
メガバンクなど他の大手行は女性管理職比率を2割程度としており、りそなHDはより踏み込んで多様性を進める。