臨都心・近郊外の中野、3000億円再開発が握るコロナ後
新型コロナウイルス感染拡大に伴う業績悪化や働き方の見直しで東京都心のオフィスの空室が増え始めた。一方、近郊の主要駅周辺のオフィス市況は堅調だ。その一例が中野だ。コロナ禍でオフィス賃料は都心で下がっているが、中野区は緩やかに上がっている。このエリアで判明分だけでも3千億円超を投じる再開発が動き出す。新しい就労・生活様式は「臨都心・近郊外」の不動産市況を勢いづかせる可能性がある。
国内外の名だたるミ...
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モノやサービスの値段にまつわる「なぜ?」を様々な角度から掘り下げる連載。商品の種目ごとに細かく担当を受け持つ日経記者が、その担当の商品・サービスの値段の変化がなぜ起きたのか、日本だけでなく世界のトレンドまで鋭く切り込みます。