秩父鉄道、SL弁当をリニューアル
秩父鉄道は2月13日に蒸気機関車(SL)の運行が再開するのにあわせて、SLの車内弁当をリニューアルする。沿線の飲食店と連携して弁当を開発するプロジェクトを始動し、その第1弾として埼玉県産の武州和牛のローストや地元野菜が楽しめる弁当の販売を始める。
13日からは「秩父うさぎだ食堂」(秩父市)とコラボレーションして開発した「SLの車窓を楽しむワンプレートランチ」を提供する。武州和牛のほか、秩父市内のホエー豚を使ったわらじかつや彩り豊かなヨーロッパ野菜を味わえる。販売価格は1400円で同社ホームページから事前予約を受け付ける。
弁当の輸送には急行列車の一部座席を活用する予定。秩父市内で作られた弁当を客車に積み込み、SL始発駅の熊谷駅まで輸送する。空席を有効活用するとともに、当日に作られたできたての弁当を届けられるようにする。