都営三田線、新型車両を導入 6両→8両で輸送力アップ
東京都交通局は2022年度から、地下鉄都営三田線で22年ぶりの新車となる「6500形」を順次導入する。現状は6両編成だが新型は8両とし、輸送力を高める。まずは既存の3分の1の編成を新型に置き換える予定だ。
三田線のホームは8両編成を想定して作られたが、当初は需要が少なかったため現状の37編成はすべて6両編成となっている。ただ2018年度までの5年間で乗客が14%増となるなど近年は混雑が激化。このため都は8両編成の導入を目指しホームドアの対応工事などを進めてきた。
今回新たに13編成で導入する6500形はすべての車両に車椅子や大きい荷物を持った人の利用を想定したフリースペースを設ける。また1人当たりの座席の幅を広げるほか、多言語に対応する液晶モニターも備える。
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