ロンドン株10時 大幅安 鉱業株と金融株に売り
【NQNロンドン】20日午前のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は大幅に下落している。英国時間10時時点では、前週末の終値に比べ103.40ポイント(1.5%)安の6860.24で推移している。構成銘柄の約9割が下落している。
今週後半に英イングランド銀行(中央銀行)の金融政策委員会を控え、金融緩和策の縮小への懸念から売りが先行している。銅価格の大幅下落を背景に鉱業株が売られ、金融株の下げとともに株価指数の下落に大きく影響している。
鉱業のアングロ・アメリカンは7%超下げている。アナリストが投資判断と株価目標をともに引き下げたことなどが響いている。18日に香港市場での公募増資などの計画を発表した保険のプルーデンシャルも大幅安。医薬品のアストラゼネカは買われている。