10万円給付金で偽サイト 2回目かたるメールに注意
総務省は15日、新型コロナウイルス対策で国民1人当たり10万円を配った特別定額給付金を巡り「2回目の給付が決定した」とのうその情報を伝える不審メールが不特定多数に送付されているとして、注意を呼び掛けた。
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個人情報をだまし取ろうと偽サイトに誘導する内容で、加藤勝信官房長官は記者会見で「犯罪に用いられる可能性がある。決してリンクにアクセスしないようお願いしたい」と述べた。
総務省によると、不審メールは15日未明ごろから送られたとみられる。差出人を総務省と装い、給付金のオンライン申請手続きをかたる偽サイトを紹介し、氏名や生年月日のほか入金用のカード番号や有効期限、運転免許証の番号などの入力を求めている。
総務省には、不審メールを受け取った人から事実関係を確認する問い合わせが同日午前までに100件ほど寄せられた。送信元は特定できておらず、実際に被害に遭った人がいるかどうかは把握していないという。〔共同〕
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