河野氏、個別接種用のワクチン在庫は「1週間分」
供給の不透明さ解消には自信
河野太郎規制改革相は31日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、各自治体に未使用のまま残るワクチンの在庫は2500万回分ほどだと明かした。全国で5万5千カ所ほどある個別接種を担う診療所1カ所あたりの平均で1週間分程度にあたるという。
2週間後以降の予約を受け付けにくい量だが、河野氏は8月中に自治体向けに供給する2400万回分の具体的な配分量をすでに示していると説明した。供給見通しの不透明さは解消されており「先々の予約が取れるようになっていると思う」と強調した。31日夜のインターネット番組で語った。
感染力の強いインド型(デルタ型)について「ワクチンだけでどうにかするのは、なかなか厳しい」と指摘した。「マスク、手洗い、距離を取るなど感染対策を皆でしっかりやりたい」と呼びかけた。20代、30代の感染者が増えているとして「ぜひ若い人にも打っていただきたい」とも話した。
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