中国、台湾周辺で軍事行動強める 米欧日の連携に反発
【北京=羽田野主、台北=中村裕】台湾問題に関して中国の習近平(シー・ジンピン)指導部が米欧日などに反発姿勢を強めている。各国が連携して台湾への関与をみせる動きにいらだち、台湾周辺で軍事行動をくり返すなど、台湾や南シナ海を含む「核心的利益」で譲らぬ姿勢を誇示している。7月の共産党創立100年を控え、応酬がエスカレートするとの見方もある。
「米国は台湾問題が高度に敏感であることを十分に認識し、一線を越える火遊びのような間違った危険なやり方をやめるべきだ」。中国外務省の趙立堅副報道局長は8日の記者会見でこう発言した。
趙副報道局長が批判したのは、積極化する米国の軍事的な関与
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。