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LNG契約 買い手が反旗
大ガス、見直しへ仲裁申し入れ
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液化天然ガス(LNG)の価格低迷に日本のガス・電力会社が気をもんでいる。新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済を減速させるとの懸念が広がり、下げがきつくなった。LNG市場では昨年から需給緩和による価格低迷が長期契約に反映されず、割高だと買い手企業が不満をためている。大阪ガスが売り手企業に国際仲裁を申し入れるなど買い手の反乱が起きている。
問題はパプアニューギニアのLNGプラントを巡って起きた。関...