SBI、「ひふみ投信」のレオスを子会社化
SBIホールディングスは31日、「ひふみ投信」などを運用するレオス・キャピタルワークス(東京・千代田)の発行済み株式の51%を取得することで基本合意したと発表した。4月末に株式を取得し、子会社化する予定。投信販売で連携を深め、SBIやレオスの運用資産の拡大を目指す。
株式は複数の既存株主から取得する。レオスは2003年4月設立。直販の「ひふみ投信」や窓販の「ひふみプラス」、世界株中心の「ひふみワールド」などの公募投信の運用資産残高は約7000億円。商品の一部は積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)にも採用されており、個人投資家の人気が高い。
レオスは2018年12月に新規株式公開(IPO)する予定だったが、直前に取りやめた。IPOは引き続き目指すものの、いったんSBI傘下に入ることで顧客基盤を拡充する。