中村匠吾、21年2月のびわ湖毎日出場へ マラソン五輪代表
東京五輪男子マラソン代表の中村匠吾(富士通)が15日、オンラインで取材に応じ、来年2月のびわ湖毎日マラソンに出場する意向を明らかにした。自身初マラソンだった2018年大会は日本勢トップの7位。「初心に戻るという気持ちで臨み、今度は優勝したい」と意気込んだ。
五輪のマラソンコース(札幌)を活用した来年5月のテスト大会への参加も前向きに検討しているという。
新型コロナウイルスの影響で実戦の機会が限られた今年は国内で練習に力を入れ「当初取り組みたかったトレーニングの8~9割くらいができている」と手応えを感じる様子。現在は来年元日の全日本実業団対抗駅伝に向けた合宿中で、「来年は五輪イヤーとして大事な年になる。スタミナとスピードを両立させて、駅伝とマラソンにつなげたい」と決意を語った。〔共同〕