2日のサッカーワールドカップ 結果と戦評
【スイス3-2セルビア】スイスが多彩な攻撃を見せて点の取り合いを制した。前半20分にシャキリが左足で決め先制。1-2の同44分にウィドマーの右クロスにエンボロが合わせて追い付き、後半3分にはシャキリ、バルガスと巧みに連係したフロイラーが蹴り込んだ。セルビアはA・ミトロビッチとブラホビッチの2トップが機能したが、守備が安定しなかった。
【カメルーン1-0ブラジル】カメルーンが後半ロスタイムに均衡を破った。粘り強く守ってブラジルの攻撃に耐え、速攻を狙い続けた。後半ロスタイム、早いタイミングでの右クロスをアブバカルが頭でゴール右隅へ決めた。ボールを持つ時間が長かったブラジルは好機が多かったが、マルチネリの再三のシュートは相手GKエパシの好守に遭い、攻撃陣の交代も実らなかった。
【韓国2-1ポルトガル】韓国が逆転勝ちした。0-1の前半27分、左CKのこぼれ球を金英権が倒れ込みながら左足で決めて同点。後半ロスタイムに鮮やかなカウンター攻撃でゴール前に駆け上がった孫興民のスルーパスに反応した黄喜燦が右足で蹴り込み、決勝点を挙げた。ポルトガルは前半5分にオルタが先制したが、その後は好機を生かせなかった。
【ウルグアイ2-0ガーナ】ウルグアイが前半のデアラスカーエタの2得点で逃げ切った。26分にスアレスのシュートをGKがはじいたところに詰め、頭で押し込んで先制。6分後には、スアレスの浮き球パスを右足で鮮やかに蹴り込んだ。ガーナは前半21分、A・アユーがPKを止められたのが痛恨。その後もクドゥスが強烈なシュートを放つなどしたが決まらなかった。〔共同〕
2022サッカーワールドカップ (W杯) カタール大会に出場する日本代表のニュースやコラム。大会日程は11月20日に開幕、決勝は12月18日。選手たちの活躍の様子や試合の結果、分析などをお届けします。