習氏、7年ぶりサウジ訪問 石油取引拡大を協議へ
国王・皇太子と会談、対米関係にくさび
【北京=羽田野主】中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は7日、2016年1月以来約7年ぶりにサウジアラビアを訪問した。サルマン国王や実力者ムハンマド皇太子と会談し、石油取引の拡大を軸に両国の経済関係の強化などについて話し合う見通しだ。サウジはバイデン米政権との関係がぎくしゃくしており、くさびを打ち込む狙いがある。
中国共産党の機関紙、人民日報(電子版)は7日、習氏が同日にサウジの首都リヤドに到...
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