大阪の橋、江戸期に「番付表」 にぎわい競った町人文化
とことん調査隊
大阪市の中心部、中之島を散歩していたら、橋のたもとに大相撲でよく目にする番付表を見付けた。その名も「浪華橋々繁栄見立相撲」。江戸時代後期の作成で、力士になぞらえて各所の橋をランク付けしたようだ。古くから水運が発達した大阪には多くの橋が架けられた。番付表が作られた背景を探ってみた。
番付表が掲示されていたのは、土佐堀川に架かる錦橋。東の大関に天神橋、西の大関に難波橋(なにわばし)などの記載がある。...
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