子育て世帯の住み心地、東京・奥沢が首位 民間調査
大東建託は29日、首都圏の子育て世帯の居住満足度に関する地域ランキングを発表した。駅別の首位は東急目黒線の奥沢(東京・世田谷)。2位は築地、東銀座、築地市場、新富町(いずれも東京・中央)のエリア、3位は清澄白河(同・江東)。トップ5は全て東京23区内の地域だった。買い物の利便性や治安面、教育環境の充実などが評価された。
「子育て世帯の街の住みここちランキング2022」の首都圏版を発表した。近接する駅は2駅以上を統合してランキングを集計した。調査は2回目で、今回トップの奥沢は前回調査時の回答数が少なくランキングの対象外だった。東京都外では6位に都筑ふれあいの丘(横浜市)、7位に与野(さいたま市)、16位に海浜幕張(千葉市)が入った。
自治体別のランキングでは東京都中央区がトップだった。2位は千葉県印西市、3位がさいたま市浦和区と続いた。
調査はインターネットで実施し、20〜50歳で既婚、子どもがいる世帯などの条件を満たした回答が一定数以上の駅や自治体を対象に、住んでいる街の評価を集計した。