東急不動産HD社長「ハンズ売却は脱自前主義の象徴」
東急不動産ホールディングス(HD)は3月、子会社の東急ハンズ(東京・新宿)をホームセンター最大手のカインズに売却する。収益性の低い事業を整理する一方で、主力のオフィス開発や再生可能エネルギー事業、デジタル対応に対する投資を加速させる方針だ。西川弘典社長に戦略を聞いた。
――東急ハンズをカインズに売却する狙いは。
「ハンズの良さが生かせるような独自商品の開発力やEC(電子商取引)対応に強い売却先を...
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