分子ロボット、群れて働き効率作業 環境浄化や医療に
肉眼では見えない分子サイズのロボットが群れをなして協働する――。そんなSF映画のような技術の研究が進んでいる。北海道大学の角五彰准教授らはたんぱく質などで作る「分子ロボット」の群れに物を運ぶ作業をさせ、単独よりも群れのほうが格段に効率が高いことを実証した。将来は環境汚染物質の回収や体内での薬剤送達など様々な場面で分子ロボットの群れが自在に活躍するかもしれない。
顕微鏡でのぞいた暗黒の世界。アメー...
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