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ゴーン被告、米有力映画エージェントと契約か 米報道

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【ニューヨーク=大島有美子】米ブルームバーグ通信は10日、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告が、米映画界の有力エージェント(代理人)として知られるマイケル・オービッツ氏と契約を結びそうだと報じた。ゴーン被告が海外逃亡するまでの経緯などを映画化する構想を抱いているとみられる。

オービッツ氏は映画タレント代理人業務最大手のCAAの創立者で、映画「タイタニック」の主演男優レオナルド・ディカプリオ氏など大物の代理人も務め、ハリウッドで屈指の影響力を持つ人物とされる。米ウォルト・ディズニーの社長も務めた。オービッツ氏はゴーン被告の提案を受けて検討しており、交渉は初期の予備的な段階という。

ゴーン被告は海外逃亡する前の2019年12月にも、米ハリウッドの映画プロデューサーと都内の住居で面会していたと報じられている。日本の司法制度を批判する内容の映画の構想について話し合ったという。

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