Jパワー、再生エネまとめる「仮想発電所」を拡充
発電事業者のJパワーは、点在する電力設備を一括で制御する「仮想発電所(VPP)」事業を拡充する。2021年に蓄電池を制御する施設数を約2倍に増やし、電力の需給調整の柔軟性を高める。主力とする石炭火力発電に脱炭素の観点から逆風が吹く中、VPP事業を主力事業に育てることで収益源の多様化を図る。
VPPは各地の再生可能エネルギー発電所や蓄電池、電気自動車(EV)などをネットワークで制御し、大型発電所の...
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