インドネシアとフィリピン、臨時病床で「医療崩壊」防ぐ
【マニラ=遠藤淳】東南アジアの人口大国であるインドネシア、フィリピンが相次ぎ、病床の確保を急ぎ始めた。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、患者を受け入れる施設を増やす必要に迫られた。先進国に比べ不足する医療施設を補い、医療崩壊を防ぐ狙いだ。
世界4位の人口2億7000万人が住むインドネシアの政府は最近、首都ジャカルタに4000人以上を収容できる臨時病棟を設けた。2018年に同市で開催されたアジア...
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