「住みたい街」横浜が5年連続首位 埼玉・千葉も上昇
リクルート(東京・千代田)が3日発表した「SUUMO住みたい街ランキング2022首都圏版」で、首位は5年連続で横浜(横浜市)となった。2位は吉祥寺(東京都武蔵野市)、3位は大宮(さいたま市)と続いた。新型コロナウイルスの影響が続く中で生活しやすい地域に人気が集まり、千葉県を含めた東京周辺部の人気が目立った。
調査はインターネットで首都圏1都3県と茨城県の20~49歳の1万人に実施した。首位の横浜駅は西口の再開発が一段落し、隣駅の新高島駅(横浜市)周辺も開発が計画され利便性が一段と向上。2位の吉祥寺は散策しやすい街並みなどが東京23区に居住する人などの支持を集めた。3位の大宮は東京都心部へのアクセスに優れ、同様に5位の浦和(さいたま市)も順位を上げた。千葉県では子育て世帯に人気の流山おおたかの森(同県流山市)でポイント上昇幅がトップとなった。
一方で、近場の観光地として有名な川越(埼玉県川越市)や鎌倉(神奈川県鎌倉市)などの上昇も目立ち、来訪時に居住環境の良さなどが再認識されたという。反対に飲食店や繁華街が広がる地域は順位を下げた。恵比寿(東京・渋谷)は2位から4位、中目黒(同・目黒)は10位から12位となった。
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