北海道・網走で流氷初日 平年より2日遅く
北海道の網走地方気象台は24日、網走市の陸地からオホーツク海の流氷が肉眼で見える「流氷初日」を迎えたと発表した。平年より2日遅く、昨年より7日遅い。
午前7時ごろ、気象台職員が網走市沖約20キロの水平線上に筋状に浮かぶ、白く細長い流氷を確認した。北風やオホーツク海の海流の影響で南下が進んだとみられる。
21日には宗谷岬(稚内市)の南東からサロマ湖(北見市など)にかけて流氷が接岸しているのが確認され、紋別市は同日に流氷が接岸し船の航行ができなくなる「流氷接岸初日」を迎えたと発表していた。〔共同〕