尖閣のデジタル博物館設置 中国「固有の領土」主張
【北京=共同】中国は3日、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する専門のウェブサイトに「デジタル博物館」を設けた。国営通信の新華社は「閲覧した人は釣魚島が争いのない中国固有の領土だと認識できる」と報じた。
新華社によると、デジタル博物館では中国の主張に沿った史料や映像、文献を紹介している。今後、英語や日本語、フランス語などでも伝えるとしている。
3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。
■「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
■「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます