神戸港のクルーズ船会社、破産へ 再生手続き廃止
神戸港でレストラン船「ルミナス神戸2」を手掛けるルミナスクルーズ(神戸市)が民事再生法による再建手続きを取りやめ、破産手続きに移行することが分かった。神戸地裁から23日付で再生手続き廃止決定と保全管理命令を受けた。長引く新型コロナウイルスの影響もあり、再生計画に必要な資金繰りのメドがつかなかった。負債総額は約12億円とみられる。
ルミナス神戸2は約1000人が乗船できる大型船で、食事を楽しみながら神戸港を周遊できる。同港を拠点とするクルーズ船「コンチェルト」を運航するファースト・パシフィック・キャピタル(東京・目黒)がルミナス神戸2を引き継ぐ予定で、12月の運航再開を目指している。
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