泥まみれ李克強視察と青空の習近平講話が示す苛烈
編集委員 中沢克二
各地で深刻な洪水被害が伝えられて久しい中国。それでも国家主席の習近平(シー・ジンピン)は一切、被災地に足を踏み入れていなかった。ところが、いわゆる「北戴河会議」が終わるやいなや、突如、水害にあった安徽省に現れたのだ。驚きである。
「(この夏、意見を交わした)長老らから中国政治における治水の特別な意味を諭されたに違いない」「自らというより共産党の内部から圧力を受けての行動だろう」。党内ではこういう...
ドナルド・トランプ元アメリカ大統領に関する最新ニュースを紹介します。11月の米大統領選挙で共和党の候補者として、バイデン大統領と再び対決します。「もしトラ」の世界はどうなるのか、など解説します。