トランプ氏「イランは慎重になれ」核開発けん制
【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は9日、ホワイトハウスで記者団に「イランが多くの悪事を働いている。慎重になった方が良い」と語った。核爆弾の製造につながりかねないウランの濃縮度を引き上げたことなどを踏まえ、イランをけん制した発言だ。
これに関連し米財務省は同日、イランが後ろ盾となるレバノンの民兵組織ヒズボラの関係者3人を制裁対象に指定した。武器や薬物の密輸に関与していたためとしている。トランプ政権はイランがヒズボラを利用してイスラエルを攻撃していると非難してきた。