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タイ親軍政党、連立で下院過半数 プラユット氏首相選出へ

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【バンコク=村松洋兵】民政復帰に向け3月に総選挙(下院、定数500)が行われたタイで4日、親軍政党を中心とする連立政権が下院過半数を確保する見通しとなった。中堅政党の民主党が親軍政権への参加を決定し、計19党による連立与党の枠組みが固まった。5日に軍出身のプラユット暫定首相を新首相に選出する予定だ。ただ、連立与党は下院で半数をわずかに上回る議席数にとどまるため、連立相手の各政党に閣僚ポストなどで配慮するとみられる。

中堅政党の民主党(53議席)が4日に党会合を開き、親軍政党「国民国家の力党」(116議席)を中心とする連立政権への参加を決定した。親軍政党はこれまでに「タイの誇り党」をはじめとした中小政党とも合意している。連立与党は合計254議席となり、下院の半数250議席を上回る。

5日に実施予定の首相指名選挙には上院(定数250)と下院の両議員が投票し、過半数(376票)を得た候補が首相に選ばれる。軍政が事実上指名した上院は全員がプラユット氏に投票するとみられ、同氏の「続投」が確実視されている。

プラユット氏は6月中旬までに組閣を終える見通しだ。新内閣が発足した時点で、軍が国の全権を掌握する国家平和秩序評議会(NCPO)が解散し、民政に移行する。

新内閣は軍政の政策を継承するが、これまでのような軍の一存による政権運営はできなくなる。閣僚ポストを巡っても連立相手の意向をくむことになる。

民主党は農相や商務相のポストを要求している。同党はもともと二大政党の一角だったが総選挙で大敗した。選挙戦で公約に掲げた農家の所得保障制度を実現して党勢回復を目指す。誇り党は保健相や運輸相を求めているとされる。

国会では、与野党が激しい論戦を繰り広げるとみられる。法案を審議する下院は連立与党が半数をわずかに上回る議席にとどまる。一方、親軍政党主導の政権に反対する野党は、第1党となったタクシン派のタイ貢献党(136議席)を中心に246議席を押さえる。

連立与党の足並みが乱れれば、予算案などの重要法案を可決できなくなり政権運営が行き詰まる可能性もある。タイの政界は引き抜きや造反も頻繁に起こる。安定政権になるには下院で270~280議席が必要との見方もある。ラムカムヘン大学のスクム元学長は「法案が否決されればプラユット氏は辞任か議会の解散を迫られる」と指摘する。

民政に移行した結果、軍政の政策推進を支えてきた強権も失われる。軍政下でプラユット氏は行政・立法・司法のいかなる命令も下せる権限を持っていた。

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