社員はみんな「ひきこもり」 在宅勤務でアプリ開発
ドキュメント日本
社会とのつながりを断ち、心を閉ざしていた「ひきこもり」の人たちばかりが活躍するIT企業がある。部屋に閉じこもる暮らしは変えないまま、パソコンの画面を通じて自分の価値を取り戻す――。これまでの常識とは違うアプローチの中に深刻な社会問題を解決する糸口があるかもしれない。(松浦奈美)
「おはようございます。始業します」。10月のある平日の午前11時、宮城県登米市の高橋明史さん(30)が自宅のパソコンに...
コロナ禍で苦境にあえぐ人々の姿や、高齢化が生み出した社会のひずみなどに焦点を当てるコラムです。