スー・チー氏、ミャンマー総選挙にらみ改憲案
国軍対峙アピール
【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマー連邦議会は10日、アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる与党の国民民主連盟(NLD)が提起した憲法改正案を採決する。議席の25%を占める軍人議員が反対しており、改憲に必要な75%超の賛成は確保できない見通しだ。政権側が否決覚悟で改憲案採決に臨むのは11月に総選挙を控え、国軍と対決する姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。
NLDや少数民族政党が支持する改憲案には...
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