社名「マンナンミール」に ハイスキー食品工業
こんにゃく製造・販売のハイスキー食品工業(香川県三木町)は独自技術で下処理や調理時間を省ける加工食品「マンナンミール」のブランド戦略を強化する。中華麺風、すしネタ風などすでに市販用・業務用合わせて商品は約20種類に上る。手軽に使える抗肥満食品としても注目を集めており、社名表記も「マンナンミール カンパニー」として前面に打ち出す。
同社が開発したマンナンミールはこんにゃくがもつ低カロリー、低脂質などの機能性を維持しつつ、脱アルカリや調味の技術を生かし臭みなく下味をつけたりできる。袋から出すとすぐ食べられる手軽さが特徴だ。
「マンナンレバー」「マンナンスムージー」「マンナンヌードル」などの商品のほか、抗肥満食品原料として食品メーカーや健康通販会社への供給も増えている。
マンナンミールのブランドが食品業界に徐々に浸透する中、同社は2024年の創業100年に向け、社名表記も「マンナンミール」を冠することにした。
商品パッケージや看板、広告物、社用車のデザインなどを統一していく。登記上の社名は「ハイスキー食品工業」を残す。