マイナビ、合同企業説明会を中止 新型コロナ対応で
就職支援大手のマイナビは26日、3月1~15日に開催を予定していた合同企業説明会を中止すると発表した。新型コロナウイルスの流行を受け、学生や企業の人事担当者の健康に配慮した。ウェブ上で学生が参加できる企業説明会は予定通り開催する。
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合同説明会は企業が個別にブースを出展し、学生が自由に企業の会社説明を聞くことができるイベント。学生の就職活動が始まる3月から全国で大規模に開催される。学生にとって、一度に複数の企業を知ることができる利点がある。2021年春に卒業する学生が参加する予定だった。
マイナビは中止の代替として、学生がスマートフォンから参加できるウェブセミナーを拡充する。企業による説明の動画をオンラインで見られるようにする。マイナビは説明会に出展予定だった企業に対して、参加を呼びかけている。
16日以降の対応については、今後の状況を見て判断するという。
期間中に全国169会場で予定していた説明会が中止となる。累計1万4000社、学生21万人に影響が出ると試算している。
就活の合同説明会を巡っては、「リクナビ」を運営するリクルートキャリアも3月の中止を決めている。
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