昨年のおかやまマラソン 経済効果15.8億円
昨年11月に岡山市で開かれた「おかやまマラソン2018」の実行委員会は5日の総会で、経済波及効果の推計が15億8千万円だったと公表した。海外からの参加者の増加に加えて、晴天に恵まれ沿道に応援者が多く詰め掛けたため、17年の第3回に比べて1億1千万円増えた。5回目となる今年は11月10日に開催する予定。

当日は1万6547人のランナー、イベントへの来場、ボランティアなどで第3回より8千人多い約29万3千人が参加した。アンケート調査に対し2065人から有効回答があり、消費や宿泊など直接効果だけで8千万円増え10億4千万円あった。岡山県外からの参加者1人平均の消費支出額は、2360円増の2万3624円だった。
おかやまマラソンはランナー向け大手ポータルサイト「ランネット」による18年の参加者7千人以上の大会ランキングで1位になるなど、走りやすさや給水・給食サービスといった点で人気が高い。次回はフルマラソンの定員1万5千人のうち海外枠を前回比100人増の250人、ファンラン(5.6キロ)の定員も100人増の1400人に設定する。