白イチゴ新品種は「ミルキーベリー」 栃木県が発表
栃木県は28日、県のいちご研究所が開発した白色のイチゴ新品種「栃木iW1号」の名称を「ミルキーベリー」に決めたと発表した。色の白さと甘くまろやかな味わいに由来するという。12月下旬から栃木県内の農産物直売所や観光イチゴ園で販売される予定だ。
県は2018年1~2月に名称を公募し、3155点の応募の中で17人がミルキーベリーを提案していた。親しみやすさなどの観点から3候補を19年6月に商標登録した。紅白でのセット販売も想定される既存品種「スカイベリー」との相性も考え名称を決めた。
いちご研究所が開発し、28日に初出荷された赤色の新品種「栃木i37号」の名称については、6つの候補名に投票する「いちご王国総選挙」を同日から20年3月15日まで実施する。
「あきね」「えみか」「とちあいか」などが候補となっている。i37号の包装フィルムにあるQRコードをスマートフォンなどで読み取り投票する。イベントなどでも受け付け、名称の発表は20年秋を予定している。