検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

自動運転中の事故、車の所有者に賠償責任 政府方針

詳しくはこちら

政府は30日、自動運転中の車の事故について、原則として車の所有者に賠償責任を負わせる方針を決めた。一般自動車と同じ扱いとする。外部から車のシステムに侵入するハッキングで事故が発生した場合、損害は政府が補償する。自動運転に関する賠償制度の土台が固まり、メーカーが過大な責任を負う懸念が薄れたことで、事業化の動きが加速しそうだ。

30日の未来投資会議で「自動運転にかかわる制度整備大綱」を示した。安倍晋三首相は会議で「具体的な法制度整備に着手し、国際的なルール作りを積極的にリードしてほしい」と指示した。2019年にも国会に関連法案を提出する。

大綱は自動運転車が普及し始める20~25年に向けて、法整備や規制の方向性を示す内容。自動運転の段階で見ると、運転手が乗った状態で限られた条件で運転を自動化する「レベル3」までが主な対象。運転席に人が座らない「レベル4」以上は今後検討する。

自動運転中の事故の賠償責任は自動車損害賠償責任保険(自賠責)では原則、所有者にあると確認した。一般の自動車と同じ扱いだ。メーカーの責任は車のシステムに明確な欠陥がある場合のみとする。自賠責に関する方針が定まったことで、民間の任意保険の設計も進む見通しだ。

事故原因の解明のため、運転記録装置の設置を義務付け、位置情報やハンドル操作、自動運転システムの稼働状況などを記録させる。

ハッキングによる事故の賠償は、盗難車による事故被害と同様に政府の救済制度を使う。所有者がシステム更新など、セキュリティー対策をしていることが条件だ。

事故の際の刑事責任など、結論を出す時期のメドも立っていない論点も多い。道路交通に関するジュネーブ条約は、自動車の走行に運転者の関与を前提にしている。日本の道路交通法も同条約に基づき制定され、自動運転と矛盾する可能性がある。だが同条約の改正の見通しは立っていない。

メーカーやプログラム開発者に刑事責任を負わせれば事業化の意欲が減退する懸念もある。

自動運転の速度の上限やルート、時間、天候といった条件も重要だ。制御システムの性能やサイバー攻撃への耐性の基準も定める。政府は今夏に自動運転車の安全性の指針をまとめる予定だ。

自動車メーカー技術者は「制度の整備は歓迎」と話す。一方で「刑事責任や道交法改正の議論が薄い」との声もある。

3月中旬にはウーバーテクノロジーズが米アリゾナ州で公道実験中の事故で歩行者を死亡させた。事故を受け、自動運転事故の責任問題が注目されている。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_