再生可能エネルギーの未来(中) 電源の地産地消 目指せ
泉井良夫 金沢工業大学教授
○地方は再エネを利用した分散型電源が解
○太陽光と中小水力や地熱の組み合わせを
○電気自動車は動く蓄電池として活用せよ
本稿では再生可能エネルギー(再エネ)の未来を、地方から、エネルギーマネジメントの視点で考察したい。再エネは主に脱炭素社会実現のための電源として議論されるが、それ以外にも分散型電源、地域による多様性、電源の国産化など様々な視点がある。
中でも地方は、人口密度が疎で分散的であるこ...
経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。