スイッチで「スーファミ」遊べる 任天堂がサービス開始
任天堂は5日、主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」で、1990年代のゲーム機「スーパーファミコン」のソフトを遊べるサービスを6日から始めると発表した。有料サービス「ニンテンドースイッチオンライン」の会員向けに過去の20ソフトのダウンロード販売を同日始める。専用のコントローラーも売り出し、30代以上の「ゲーム卒業生」を呼び戻す。
第1弾で「スーパーマリオワールド」や「す~ぱ~ぷよぷよ通」などを投入する。90年代のゲームを当時の画像のままスイッチで再現した。同様の操作感覚で遊んでもらうため、スーパーファミコン仕様のコントローラーも用意する。自社通販サイト「マイニンテンドーストア」でこのほど販売予約を受け始めた。ゲーム機に無線接続できる。価格は3218円。予約客には25日以降に順次配送するという。
任天堂は大人世代向けソフトの充実を急いでいる。27日には86年発売の「ドラゴンクエスト」をスイッチ向けに復刻させるほか、2020年には88年から続く「桃太郎電鉄」シリーズの最新作を発売する。
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