システム開発失敗で127億円、巨額賠償訴訟の争点
食品卸最大手の三菱食品はシステム開発失敗の損害を巡り、システム開発大手TISインテックグループのインテック(富山市)を2018年11月に提訴した。日経コンピュータの取材により、一連の経緯と双方の主張が明らかになった。ビジネスルール管理システム(BRMS)を利用した電子データ交換(EDI)システムを完成できず、委託先のインテックに127億円の賠償を求める訴訟の提起に踏み切った。争点はシステムの完成...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り3866文字