地銀、相次ぐ持ち株会社化 収益多様化へ脱銀行にかじ
経営統合せず単独で持ち株会社をつくる地方銀行が増えている。沖縄銀行、十六銀行、北国銀行は10月1日、持ち株会社を新設する。証券業務やファンド運営といった機能を銀行傘下から切り離し、それぞれの機能を強めるのが狙いだ。超低金利下で収益源を広げる必要に迫られていると同時に、融資だけでは取引先のニーズに応えられなくなっている実態が背景にある。
銀行の持ち株会社化はこれまで、経営統合が絡むことが多かった。...
地方銀行や信用組合、信用金庫の最新ニュースをまとめました。人口減少が進む地方で経営統合による経営力強化や新規事業、地方企業育成などを進める各金融機関の最新ニュースや解説をお届けします。