東京都、26日の感染確認は72人 13日ぶりに2桁
東京都は26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに72人確認したと発表した。都内の感染者の累計は3908人になった。1日あたりの新規感染者が2桁になるのは13日の91人以来13日ぶり。17日の201人をピークに減少傾向にあるが、小池百合子知事は都の配信動画で「まだまだ気を抜くわけにはいかない」と強調した。
都福祉保健局によると、夜の繁華街で感染したとみられるケースは減ってきており、担当者は「外出自粛などの効果で感染の広がりを抑えられた可能性はある」と話した。前日が土曜日で「診療所などが休みで検体数が少なかった事情もある」とも述べた。
政府が7日に緊急事態宣言を出した後、外出自粛、店舗・施設の休業、企業の出勤抑制などで繁華街やオフィス街の人出は大きく減っている。ただ、検査体制の限界などにより「確認されている感染者数は氷山の一角」とする専門家の指摘もある。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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