「オンラインお見合い」、対面より交際移行高く IBJ
婚活サービスのIBJは、結婚相手を探す男女をウェブ会議で引き合わせる「オンラインお見合い」を4月に開いたところ、交際に移行する割合が50%だったとの集計結果を公表した。1~3月に対面で実施したお見合いでは32%前後で、オンラインが20ポイント近く上回った。
同社は「エスコートや身のこなしが重視される対面よりも、会話に焦点があたり、普段の人物像をつかみやすくなったためではないか」と分析している。
直営の結婚相談所で4月18、19日に開いたオンラインお見合い316件の進捗を集計した。半数の男女が互いに好感を持って次のステップに進むことで合意する「仮交際」に移行していた。
お見合いという社交の場がオンラインではより日常の出会いに近づく効果が見込まれると分析。会えない環境になっても婚活を続けたいという意欲の強い男女同士だったこともあるという。
同社は新型コロナウイルス感染症の収束後も有効な手法と見ており、オンラインお見合いのサービスを維持し、対面とオンラインから利用者が選ぶ仕組みを検討する。
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