九電、米LNG火力に参画 12.5%出資、11.8万キロワット分
九州電力は29日、米国での液化天然ガス(LNG)火力発電事業に参画したと発表した。三菱商事やJパワーなどと共同で出資し、事業権益の12.5%を取得した。持ち分出力は11.8万キロワットとなる。出資額は明らかにしていない。米国での発電事業は九電としては4件目で、海外発電事業の持ち分出力は約230万キロワットとなった。
子会社のキューデン・インターナショナル(福岡市)を通じて北東部ペンシルベニア州のウエストモアランド発電事業(94万キロワット)に参画した。米産の安価なシェールガスを燃料に2018年12月に運転を開始し、ニューヨークなどの北東部に電気を供給している。