陸上日本選手権、国立競技場は断念 新潟で10月開催
日本陸連が、新型コロナウイルスの感染拡大で秋に延期された日本選手権を10月1~3日に新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行う方針を固めたことが23日、関係者の話で分かった。6月4日の理事会で正式に決まる見通し。
今年の日本選手権は6月25~28日に大阪市で開催される予定だった。当初は国立競技場での実施を目指したが、ウイルス禍で準備が間に合わないと判断して断念した。東京五輪が来夏に延期されたため、代表選考会としては行われない。
世界陸連は11月末まで東京五輪の参加標準記録の対象期間としないことを決めており、1万メートルや5000メートルなどの長距離種目は12月上旬に静岡で別開催することを検討している。混成競技は9月下旬に長野で行う方針。〔共同〕
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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