電事連会長に九州電力の池辺氏、正式に発表
電気事業連合会は13日、勝野哲会長(中部電力社長、65)の後任に九州電力の池辺和弘社長(62)が就くと正式に発表した。3月14日付で就任する。東京電力ホールディングスと関西電力、中部電以外からの会長就任は初めてとなる。電事連は、関電の金品受領問題を受けて当時の岩根茂樹社長(66)が2019年10月に会長を辞任し、同年6月まで会長だった勝野氏が再登板していた。
副会長では、東北電力の原田宏哉社長(64)が退任し、中国電力の清水希茂社長(68)が就任する。池辺新会長は九電で経営企画畑を歩み、取締役で最年少だった18年6月に副社長ら10人を抜いて社長に就任。玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2号機の廃炉を決めるなどしてきた。